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フルサイズセンサーは高いか? その2

センサーのサイズ、面積は次の通りです。

横(mm)縦(mm)面積(m㎡)
APS-C22.715.1342.77
35mm full35.823.9855.62

面積比では、2.496倍です。じゃあ、センサー自体の値段は約2.5倍なのかな? と思うのは早計。
以下のような計算をして遊んでみました。

まず、撮像面積自体は上記の通りですが、センサーチップには周辺回路や外部との接続部分があります。これはきっと、APS-Cでもフルサイズセンサーでもそんなに大きくは変わらないと思います。で、適当に、1mm、1.5mm、2.0mmの周辺回路+接続部分があった場合の面積を計算してみました。

周囲の寸法 チップサイズ 面積比
APS-C full
1.0mm 23.7x16.1 36.8x24.9 2.401
1.5mm 24.2x16.6 37.3x25.4 2.358
2.0mm 24.7x17.1 27.8x25.9 2.318

周辺回路が大きいほど、センサー部分の面積比より小さくなることがわかります。なんとなくの予想で、周囲1.5mmくらいのサイズでこの先計算を進めます。

CCDにしても、CMOSにしても、半導体ですから、シリコンのウェハーの上に作ります。だから、大きなチップは取り個数が減ってしまって、コストが高い。というのはよく聞く話です。ですので、実際に並べてみました。

20070215wafer

この絵は、センサーサイズ+周辺1.5mmの場合で、200mmのウェハーの周囲5mmは使えないとして、適当に(^^; 並べたものです。実際にはもっと最適化してるでしょうし、デスエリアの見積もりも半導体の設計をしたことがないので、わかりませんが、大体そんなもんでしょう(いい加減)。
それで数を数えると、APS-C:121個、フルサイズ:51個になりました。個数の比率は2.37倍。あれ? 予想では、大きなチップほど収まりが悪くて、取り数比はもっと大きくなると予想してましたが...

続く。


ちなみに、パソコン向けのCPUは、ハイエンド品が200mm2くらいで出て、プロセスを進めるごとに140mm2→100mm2→70mm2と小さくなっていきます。それに比べると、APS-Cの340mm2でも相当巨大なチップですね。

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