鶯歌老街
先週、前から行ってみたいと思っていた鶯歌老街(Ying Ge Lao Jie (インガーラオジェ))に行ってきました。台北から電車で30分ほどのところにある陶器で有名なところです(台湾の景徳鎮と呼ばれてるとか?)。
まずは家からバスで台北駅へ。台北駅では自動券売機で切符を買います。台湾の鉄道は、乗る列車によって切符が違うので注意しながら買います。鶯歌は特急がほとんど停まらない駅なので、「電車」で行きます(帰りは「莒光號」が停まったので、それに乗って帰って来ました)。NT$31(100円ちょっと)。安くていいですね。
電車に乗っている時間は30分くらいですが、時刻を調べないで台北駅まで行ってしまったので、30分ほど待ちました。もっと本数があると思ったのですが、あまりたくさん走っていないみたいです。あまりスピードを出すことなく、鶯歌駅到着。板橋までは地下を走っていて、地上に出たとたんに、横に台湾高鐵(台湾新幹線)の車両が見えました。「おーっ」と独りで興奮してましたが、周りの人は気が付かないのか慣れてるのか、見向きもしませんでした。
駅から降りるとそこは地方都市!という感じです。台北とは雰囲気が違いますね。道路が碁盤の目ではないので、ちょっと迷いましたが「鶯歌老街」という看板を見つけたので、それにしたがって歩いていくとたどり着くことができました。
入り口にある案内図、陶器ででてきていました。ただ、ちょっと何が書いてあるか良くわからなかったですが...
陶器屋が並んでいるので、気になったところに入ったりしてみましたが、平日だったからか、人が少なくちょっと寂しかったです。シャッター下りたままのお店もありましたし。
新しく建てたのかきれいなビルもありましたし、崩れかけのお店もあって、なかなかいい雰囲気でした。台湾にきて見かけると思いませんでしたが、あちこちにD.I.Y.と書かれた看板がありました。手回しろくろの陶芸体験教室の案内です。NT$100から、とかなりお手ごろ。釉薬や送料を入れてもひとりNT$300~500じゃないでしょうか。
ぶらぶら歩いていると、陶製のベンチを発見。日差しが強く、表面が触れないくらいになっていて、腰掛ける気になりませんでした...
このほかにも、壁にも陶器が使われていたりして、本当に陶器の町です。多治見市や土岐市みたい。
お昼になり、ご飯を食べようとあちこち見回したのですが、食べ物屋自体があまりありません。どうしようかなーとおもって老街の入り口まで戻ったらこんな看板を発見。「牛肉麺・簡餐 吃完麺碗送給您」(牛肉麺・軽食 食べたお碗を差し上げます)。面白そうだったので、入ってみました。注文したのは牛肉麺。NT$190。結構高いです。出てきたのが、これ。
で、味は、まずいです(^^; 台北市内でNT$90くらいで食べられる牛肉麺のほうがずっとおいしいです。なので、料理はNT$60相当と判断しました。ということは、お碗はNT$130。食べるのに使ったお碗をもらえるのかと思ったのですが、そうではなく、好きなものを選んで持っていけ、ということでした。
お店の中の様子。結構お客さんが入っています。「台湾は午後は人が多いです」という言葉があるくらいですから、午前中の人通りが少ないのは普通なのかもしれません。
ボールみたいな物をもらって店を出ました。周りの店ではNT$50~くらいで売られているシロモノです。たぶん。なので、結構いい商売ですね。このお店。
こんなレンガ造りの古そうな建物もあちこちに残っていました。これは老街から離れて駅に戻る途中、駅前の建国路ではなく、文化路のほうからぶらぶら戻ってみました。
結構いい感じなのですが、崩れる危険があるせいか、黄色いロープで立ち入りを制限されているところがたくさんありました。
駅の階段にも陶器が使われていました。計画では帰りはバスで帰ろうと思ったのですが、バス停が見当たらず、電車で帰ってきました。タクシーで三峡というところまで行けば老街をみて回ってバスで帰れそうでしたが、暑くてふらふらだったので、帰ってきちゃいました。
我が家で使う食器を買いに、また行こうと思います。
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コメント
こんにちは
学校の旅行で台湾に行く予定ですなんですが、
その陶芸体験は何時間で終わるのでしょうか?
投稿: りさこ | 2009.11.14 16:24
りさこさん、こんにちは。
文章ばっかりで読みにくいですが、よく読んでいただければわかる通り、陶芸体験ではなく、好きな器を持って行っていいいよ、という麺屋さんです。
陶芸体験は、後から焼いてもらって、送ってもらわないといけないので、難しいでしょうね。
それでは、楽しいたびになりますように。
投稿: くらけん | 2009.11.14 21:28