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台湾一周旅行 その10

台湾高速鉄道(高鐵)

ようやく、今回の旅の一番の目的である台湾新幹線に乗る時間が近づいてきました。
高鐵高雄左営駅へは、蓮池潭の孔子廟からは歩くと10分か、15分くらいで着きます。が、歩いている人はほとんどいない。駅の周りも歩行者のことはほとんど考えられていません...
孔子廟周辺は朝からタクシーがたくさん流しているので、タクシーで移動した方がいいでしょうね。

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駅の中はまるで空港のようでした。台湾鉄道の左営駅と、同じ建物にあります。MRTも建設中のようですので、MRTが開通すれば、高雄までスムーズに移動できそうですね。

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改札は自動改札。写真では見にくいですが、現在停止中のシール(暫停使用と書かれている)が貼られた「感応区」があります。これはひょっとして、ICカード化が計画されているのでしょうか。

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いよいよ新幹線。ま、カラーリング以外は日本の新幹線と同じですね...

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車内の様子。
清明節4連休の最終日だというのに、乗車率は80%くらいだったかな? 朝9時の便だったので、乗る人が少なかったんでしょうか。台湾新幹線は今のところ全車指定席です。

乗り心地は、これもまた日本の新幹線と同じ(当たり前か)。
台湾南部(台中以南)では、直線区間が多いためか、振動も少なく、スピードも出して運行しているようで山陽新幹線のような感じでした。台北に近づくにつれて、カーブが多くなって、東海道新幹線に乗っているような感じでした。(それ以外は長野新幹線と東北新幹線に乗ったことがあるけど、記憶にない...)

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テーブルも付いてます。この絵も日本の新幹線と似ていますが、一番下の携帯電話の注意事項が違います。「敬請将手機鈴声転成振動模式、使用手機時請軽声通話。」つまり、「携帯電話はバイブレーションモードにして、通話時には小さい声でね」ってことですね(英語が書いてあるか...)。
日本はうるさいくらいに「携帯電話はデッキで使用してください」、とアナウンスがありますが、そこまでやる必要はないなぁと思います。友達同士で大騒ぎしている人もいるけど、携帯がダメなら、そんな人たちもデッキで騒ぐべきでは? きっと日本の携帯電話の黎明期におじさんたちが大声で使いすぎて車内で使えなくなったんでしょう(国民性もあるかもしれませんが)。

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切符。ちなみに、台北駅で改札口を出たら、切符は回収されず、手元に帰ってきました。記念に取っておきましょう、ということでしょうかね。

ということで、3泊4日の台湾一週旅行は終了しました。台北からほとんど出たことがなかったので、とても楽しかったです。台東を案内してくれたMさん姉弟、高雄を案内してくれたAさん夫妻、とてもお世話になりました。ひとりだったら絶対にいけないようなところをたくさん案内してくれて、とても感謝しています。

台湾南部はなかなか面白そう。台中、台南などは新幹線で通過しちゃったので、今度はゆっくり回りたいですねぇ。

終わり

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コメント

日本の新幹線を買ってるんですか?まったく一緒だと
日本にいる感じがしますね。
長野の電車はドアが手動だそうですね。
乗って開けてみたいです!!

投稿: レーラ | 2007.04.26 23:43

レーラさん、ども。

台湾の新幹線の車両は、日本の新幹線をほとんどそのままのはずです。アナウンスも、言語は中国語、台湾語などですが、タイミングとか、内容は日本と同じようなことをアナウンスしているみたいでした。

長野の電車はドアは手で開けるものが多いです。僕もびっくりしました(^^;
実家にいた頃、毎日使っていた多治見-美濃太田の太多線は、ボタンを押してあける方式でした。

投稿: くらけん | 2007.04.28 22:39

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