初めてのPCはNECのPC-9800シリーズのBX2でした。ちょうどエントリーモデルというカテゴリができた頃ですね。確か20万円台前半で購入したような気がします。CPUは486SX 25MHz、メインメモリ1.6MBytes、HDDはTAXANの240MBytesのを付けてもらいました。
で、届いて開梱したのはいいんですが、なんとOSが付いていなかったんですねぇ。MS-DOSが売り物だということも知らなかったので、当然すぐに何かができるもんだとばかり思っていました。大須に買いに行けるようになるまでの2週間、やれることといえばデモンストレーションディスクというのを入れてスイッチをONにして喜ぶだけでした。
デモンストレーションディスクがどんなデモをしてくれたのかほとんど覚えていませんが、その中にタッチタイプを勉強するプログラムが入っていました。勉強する、というか風船に文字が書いてあって、それを押すと消える、といったようなものだった思います。とにかく、新しいPCを買ってうれしかったのに、こちらからキーボードを打って反応があるのはこのプログラムだけだったので、2週間ですっかりタッチタイプを覚えることができました。
そういった意味では、すぐにDOSで遊べなくてよかったのかも?
その後、このPCはメモリを増設したり、ODP(オーバードライブプロセッサ)で486DX4 75MHz相当にしたり、SCSIカードを買ってHDDを増設したり、ビデオカードを買ったり、ビデオオーバーレイカードを買ってテレビを写したりしましたが、それはもうしばらく後のことです。
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